Access の「クエリ」はテーブルを集計したり、一気に内容を変更したりするとき等に使います。
クエリをデザインビューで作っているときには問題ありませんが、サブクエリを使う場合には SQL ビューを使います。
サブクエリでレイアウトを整えて、結果が期待どおりに表示されて保存、その後にレイアウトされた SQL を眺めておくか、と再度 SQL ビューで見ると、改行が完全無視された、散らかった SQL が表示されることがあり、ここでげんなりします。これを以降メンテナンスするとなると大変です。
今回のサンプルでは大きく崩されることはありませんが、項目が多いと困りますね。
そこで、自動レイアウトされないようにするために、ユニオンクエリにしておきます。
ユニオンさせる内容は、結果が0件の選択クエリです。
「UNION ALL」以降のクエリは、「where 1=0」で false にしかならないので、必ず0件になります。テーブルは任意のものであれば何でも良いです。カラムの数と型は揃えましょう。
ご覧のとおり、選択クエリ専用のテクニックです。