[VPN] おすすめリモートワーク開発環境は、Tailscale とリモートデスクトップ

リモートワークが一般的になって、外部から社内の情報にアクセスする要件として、一番出てくるのはVPNです。ざっと要件を挙げてみました。
  • 外部から会社の情報にアクセスする場合
    • 会社のファイルサーバーに情報がある
    • 会社からしかアクセスできないポータルサイトにアクセスする
  • 会社のPC環境がハイスペックで、リモートのPCでは力不足な場合
    • ハイスペックの動画編集PCにアクセスする
    • データ量が大きなログファイルを解析する
  • 外部からでもひとつの作業環境にアクセスしたい場合
    • 開発ソフト、拡張機能一式がそのまま使える
    • ライセンスを複数もつ必要が無い
  • 労務管理を自社PCで行う環境の場合
    • 作業時間管理は会社のPCで行う
最重視したいのはリモート環境の使い勝手です。以下の構成を考えてみましょう。
  • VPNへの接続でサードパーティの接続ソフト
    →Windows標準でVPN機能が提供されています。コスト面を気にしているところについては標準で充分です。まず使ってみて、それでも心配なところはサードパーティを導入しましょう。




  • オフィス環境をリモート操作するときのソフト
    →使い勝手でリモートのものがありますが、これは生産性を落とすと思っています。
今まで使ってきた中で最適なのがTailscaleです。各自でVPN接続を行い、以降はリモートデスクトップで作業します。リモートデスクトップは他のリモートアプリよりも操作性が良く、画面描画も最適化され、解像度もきれいに合うので使用上の違和感がありません。